氷見そして新湊
氷見というところは
海はきれいで
藤子不二雄Aさん(安孫子さん)の地元で
ほんとにい〜いところだ。
家への帰り道
新湊にも寄り道。
毎年10月1日は新湊のお祭りの日だそうで
たまたま今回土曜日にあたり
たまたま自分たちもそこを通りがかったので
ちょっとお祭り見物。
この神社が出発地点で
朝9時から曳山が13台も練り歩いていたようだ。
江戸時代に作られた山車が町内ごとに保管されて、年に1度こうして出動させてることにびっくり。
そういえば
新湊の中をぶらぶら歩くこと自体が初めてで
家が隣同士、ぴったりくっつきあってる古い街並に
この時代、もの珍しさすら感じられる。まるで京都のような街並。
間口が狭くて奥に長い、うなぎの寝床風。
『ここは志の輔さんちだよ』と。
へぇ〜。
ここはどなたかの普通のお宅らしいが
玄関からして普通のお宅とは思えない風格。
曳山まつりというだけあって
巨大な山車が主役。『エイヤサ〜!』のかけ声で曳いてく。
そして夕方になると日中とは姿を変え、ここで周囲を提灯で飾り付けしなおして、夜からまた曳くという...
その間、朝から曳いて疲れた男たちは山車のまわりで酒盛り。
中には道路に完全に寝て休んでるお兄さんたちも。
夜にそなえてとことん休憩。
曳けば木のタイヤと連動して中のからくり人形がくるくるとまわる。
よくできてる。13台、全部造りがちがう。
結局このあと、夜6時半から13台がぞろぞろ動きだし、
最後の難所の細い橋のところで上り坂&S字カーブ。
テレビで延々中継されてた。それを実家の茶の間で延々観てた。
夜11時近くまで山車を曳いてたらしい。
360年続く祭り『曳山まつり』
おそるべし。
あっというまの
富山滞在だった。
友人たちに会い、
お宅訪問させてもらい、
食事を一緒にして、
数年ぶりに父の墓参り。
実家へ行き
母や兄のところで脱力して過ごさせてもらい
ここまで見送ってもらった。
さぁ
またもう少し頑張れるかな。