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また

夏に帰省し
チャラ男ぶりをさんざん注意され
リゾートバイトで少し社会を知って少し矯正されたかのように思われた長男。
年末年始もバイトで頑張るというから
自炊セットを送ってやり、応援してたつもりだ。
ところがここにきて
自分のやりたいことが目の前にできて
そのためにパソコン使いたいから
うちから送って、と言ってきた。
普通ここで、わかった〜と言ってすんなり送ってやるものなのか?

この夏、自分が1年前の冬に自分で買ったパソコンのことを
『バイト、やれって言われたからなんとなくやって、それでバイト代入ったから
買っただけ』と、いかにもバイトやらされたかのように言い、パソコンを手にいれたことに対しても
それほどたいそうなことでもないかのような口ぶりにあたしは切れた。『置いてけ!』と。
『お父さんに使ってもろたほうがよっぽどいい!』と。そしたら『いいよ』と息子はいい、置いてった。
それ以来この4ヶ月、夫が仕事で使ってた。息子は『大学の図書館にあるパソコン使えるから別にいいんだ』と言ったから。

ところがいざ個人的に使いたい用事ができると、これだ。
『使ってないほうの白いパソコンでいいから、ちょっと貸して。送って。』と。
パソコンが手元にあって、引き受けられる作業だからやる、じゃなく、
まずやりたいことができて、そのためにはパソコンが必要だから親に頼んでまた送ってもらえばいいから
僕がやるよ!という、友人間での、まずは外面のいい態度から始まって
親に対する配慮は2の次。
高校のときのオーケストラの部長引き受けた時のよう。
まずは『やってみたい』から始まって、いざやり始めると大変でしょっちゅう親の前でどよ〜んと沈んで。
それをフォローしたのはいつもうちらだった。


挙げ句の果てに、息子のパソコンについては
『ぼくが働いて買ったものなのになんでお父さんが使ってるのかという気持ち』とか、のうのうとメールに書きやがった。
夫は白いパソコンからデータを移行して息子のパソコンを仕事で使ってたが
このメールによって、また息子のパソコンからもとの白いパソコンへデータを移行。
息子にそんなふうに思われて気持ち良く使えるはずもない。しかし2度手間もいいとこだ。
夫は今日にも息子の方へは、息子のパソコンを送る用意をしてるようだ。
結局のところ、親元離れてもたいして精神的に大人になりきれてない息子にあたしは腹がたって仕方がない。
ほんまにこんなんで今年20歳になるのか?

by yukari  at 08:59
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