花の高校生
やっと札幌も春になってきた。
ゴールデンウィーク中に桜が見られそうかな。
次男は昨日今日はノー弁当デーだった。
健康診断、体力測定をそれぞれの日に各学年時間差でおこなうだけの日で、
いったん帰宅し、うちで昼食後の午後は、
昨日も今日も、息子は友達と街でカラオケ三昧。
プライベートを楽しく満喫中の高校生だ。
基本的に
高校生はなんでも体験してみればいいじゃんと思ってる。
というより
なんでもやってみとくほうがいいよ。
バイトも、遊びも、友達との関わりも。
大学生みたいに就活を気にしなきゃでもないし
中学みたいに部活を真剣にやっとかないと内申が、とかいうのでもない。
やりようによっては、すんごく楽しく過ごせる3年間だからなぁ!
あたしも部活は中学の過酷なやつで懲りて
高校のときは入らなかった。そのおかげで時間にゆとりができて、夏秋の応援団活動もできたし
初バイトも経験できたし、好きな人の話しを放課後きゃぴきゃぴと友達んち寄って話したり、
つきあうことになった彼と自転車2台横に並んで
しゃべりながら帰ったり。セイシュン!て感じだったなぁ。
長男は自由な校風の高校に入って、私服だったし、部活にもすぐ入って、
それなりに充実の高校生活を送ったと思うけど、
場所柄、その高校生のたまり場が学校の近所にあるファミレスのココスだったり
テスト前に友達と勉強しに行ってたのが円山のスタバ(なんてゼイタクなんだっ!)だったり、
なんだかいろんな意味で上品すぎるというかこぎれいすぎる高校生たちだったな。みんな賢い子たちだったけど
今は、テストでいい点とれるだけじゃなく、いろんな経験積んでいろんな引き出し持ってる人のほうが世の中強いから...。
あたしの田舎のように、
肉屋でコロッケ買ってかじりながら友達としゃべりながら自転車乗って帰るとか、
うどんもそばもラーメンもだいたい同じ汁の味、というちっさくて古い蕎麦屋にたまってくとか、
そういう庶民的な体験を長男はいっさい体験しないまま、
さらに彼女作る暇もないまま部活に時間捧げすぎて、高校生活が終わっちゃって。
たまに息子のツイッターみると『世渡りがもっとうまくなりたい』とか書いて悩んでる様子。
あぁ、高校時代にもっとはじけといたら今頃もうちょっとラクにやれてたかもねぇ...。
次男はちかじかバイトの面接に行く予定。
採用されたらバイト初体験だ。なんかあたしがわくわくする。
だってオトナの上司の指示に従って働いて、その結果、時給を手にするわけでしょ、15歳の息子が。
中学時代はさんざん手がかかって親として苦労させられた、あの次男が、ついに社会でほんのちょっと役にたつかもしれないなんて
こんなエキサイティングなことないよなぁ!
ここはぜひとも採用決まってほしいな。
履歴書作成から、本人の社会参加の第一歩が始まる。
働かせてもらうためのステップをひとつひとつ学んでくれ。