１０年ぶりのアメリカのあと

１０年ぶりにカリフォルニアに行ったけど
どんどんきれいに進化していく街に驚くばかりだった。
そして
住んでいたあの頃もかなり高級住宅地だったけど
今はもう完全に手の届かないところになっていて
土地勘は多少残っていながらも
住んでいたあの頃とはもうずいぶんと状況も変わっていることを
ひしひし実感した。
ずっと心が残ったまま帰国してしまって
いつかまた行けたらいいなと夢見て１０年。
そのいつかまたが実現して今回行ってきたけれど
行ってわかったことがいくつもある。

あの場所は本当に素敵なところだったんだということと
あの中で過ごせた一時期というのが宝物だったなということと
もう自分たちはただの旅行者であって居場所はないんだということ。
気がついたら自分たちの居場所は日本で落ち着いていて
体も、いろいろチャレンジできた、もう少し若かった時はとっくに過ぎて
あの時と同じように今できるかといえばたぶんもうできない。
体力もそうだけど
気力がまずない。
小さかった子供たちのために親として必死に行動できた当時。
今はもう子どものほうが親より大きく、イマドキのことをよく知っていて
親にはあのときのような必死なものがない。
となると
やっぱりしんどいことはもうカンベン。
そう、あのとき正直、そうとうしんどかったと思う。それを若さと必死な気力だけで
どうにか乗り越えたんだ。

日本になじむと日本の良さが本当にしみる。
今回、食事でけっこうダメージを受けた。
１０年前は平気だったものが、今食べるとほんの少しで充分だったり、思う以上に甘さやボリュームを感じたりして
滞在のあいだ、つねに胃もたれ感。
行く前はあれ食べて〜それも食べて〜ってあちこちでの食事を楽しみにしてたはずだったんだけど。

昨日はクリスマスだったけど
まだ胃疲れしてて
昼はカップラーメン、
夜は味噌汁＆ミニおにぎり、たこ焼き、みかん。
全然クリスマスじゃなかった。
充分アメリカでクリスマスの雰囲気は味わってきたから
もういっか、という気もしてたし。
でも今朝は少し復活してきて
なんかこのままツリーを片付けるのも残念な気がするし
２６日、１日遅れだけど
今夜、ケーキくらい食べようか、とさっき、もりもとでショートケーキを買って来た。
ケーキ屋さんも昨日２５日で完全燃焼したから
今日なんてまったくやる気無しの品揃え。まぁいいや。
あとはスーパーでパックのにぎり寿司を少し買って
コロッケも買って
今夜はそれを並べてつまむか、と言ったら
息子も「いいね〜」と。こういう年があってもいいよね。
アメリカ行って戻って来たらもう高校は冬休みでそのまま息子は冬休み突入。
夫は今日は出勤だから
久しぶりに弁当持っててもらった。
明日は仕事おさめ。