未練の象徴。パーティー用紙皿&プラスティック皿
棚でけっこう場所とりながらもどうしようもなく抱えつづけてきた物、
パーティー用紙皿&プラスティック皿。
アメリカで庭でバーベキューしたり誕生会したり
そういうときに、使い捨て皿として便利だった。
アメリカは各自好きな料理を自分の皿にとって気楽な感じで使ってパーティーが終われば全部ポイ。
そういうのがどこも普通だったしそういう使い捨て皿でもおしゃれで可愛いのが多くて
なんとなく、日本に帰ってもご近所さんとまた家の前でバーベキューするときとかに
出番あるかなと、新品のをいろいろ買ってきてた。
出番は藤沢の自宅前でご近所さんと焼き肉したときに一度。
北海道に来てからは家族でキャンプのときに数枚。
だけどそのあとこの10年ほど、新品のまままったく手つかず。
札幌では家の前でバーベキューしあうようなご近所づきあいなんてどだい無理。
田舎ならともかく、こんな住宅街でそれもマンションだし
七輪だって石狩の庭で使った以来、まったく出番がないよ。
今日、この皿の数々を全部まじまじ眺めながら思った。
結局これは、アメリカ暮らしの当時の未練を10年以上引きずってきたあかしなんだよな
だけどさすがにもう気持ち完全に冷めたよ、と。
新品でも可愛くても
所詮紙とプラスティック製の量産された使い捨ての皿。
たしかこの1パックで当時せいぜい$2〜3ていどだった気もする。。。ウォルグリーンの売り場の光景をうっすら思い出したら
なんか急に、あの消費社会がこの皿と同じように薄っぺらく感じられて
こんなのもうーいいや〜とゴミ袋にバンバン。
これからはほんとに丁寧に作られた気に入った食器だけ置いてシンプルに暮らしたい。
ちびっこがいなくなり皿割られる心配もなくなった今、
アラフィフ夫婦が使う食器で紙とかプラスティックとか
それはないやろ〜!!となんか心からおかしくなった。
帰国して11年半。やっとふっきれたなぁ。
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