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女ではない爪だけど

マニキュアの似合わない爪。
だから
塗ってるかよくわかんないような色のを塗る。
でも塗ると自分の目から『塗ってる』指先が見えるわけで
ほんの少し意識がどうにか女寄りになれる気がするから
最近は接客業だし、気がついたら塗ろうと思えるようになった。
これは自分のためというより
指先を見た人に対しての思いやり、と思ってる。
 

IMG 8372

おととい北海道からの相談ごとは
ずーっと専業主婦してきた友人が、ついにバイトにでようかと面接を2つ受けて
2つとも落ちたのは、なんで?という内容。
どんなこときかれてどんな風にこたえたのか
聞けば聞くほど
あぁそりゃだめだよ〜な内容だし
受けた先も、ほんとにそれがやりたいというより自分でもできるんじゃないかと思ったからという理由で
少なくともあたしだったらその職場は面倒くさい仕事だろうから絶対やりたくないと最初から想像できるような
店だった。 

さらに
”面接にはやっぱり化粧していくもんなの?していかなかったからだめだったのかなぁ?”って
ええ〜、そこから〜?!と。
日頃からすっぴんなのはわかってたけど
面接に行く時くらいはあらたまった感じに作っていくもんだろうと思ってたから
とにかく
バイト三昧してきた私には到底理解できないくらいの、社会からの置いてけぼり感というか気の緩み感が伝わってきて
20年以上家庭の中、そして農村地帯の中だけで専業主婦してるとこうなるの??ともうびっくり通り越して
これは一から説明してあげないとあかんなという感じだった。

なぜ化粧をしてったほうがいいのか、ということを
化粧からは人一倍遠いところにいるはずの私が説明してるというこの不思議。
持論として
『自分をきれいにみせたいからじゃなく、自分を見た相手に不快感を与えないため』
『きれいにしてる人を見ると”目の保養になる””癒される”と感じるでしょ。きたないものよりはみんなきれいなものを見たいわけよ。
同じ空間で一緒に働きたいと思える人と、そう思えない人っているじゃん。
せめて口紅くらい塗ってちゃんと今日のために身だしなみ整えてきましたな感じは
出すべきだと思うわけよ、礼儀として』

そう言ったら
”そんなふうに考えたこともなかった〜”って。ええぇ〜…。

年齢関係ないんだな、こういうことって。
だって彼女は私より年上。
年下で、正直、どちらかというと女寄りでもない私でも
彼女よりバイト経験はあるってことでこんなふうに役にたつこともあるんだね、と思った。 






 



 

by yukari  at 22:25
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