時間の流れ方
今日の札幌は朝から雨。気温21度。すずしい。こんくらいがちょうどいい...。
今日は野暮用で
ひとりでJRに乗った。
ずっと地下鉄生活をしてると
JRの雰囲気というのを忘れるもんで
JR駅構内にはいっただけでもうすっかり旅行気分。お、駅弁売り場!(今日は買わないけど)
ひと駅区間が1〜2分の地下鉄とちがって
JRはひと駅区間がだいたい10分。だから次の駅に着くまでが「なんか遠〜い」感じがした。
がたんごとんガタンゴトン...。
高層マンションやビルがたちならぶ街の景色も、数駅いくととたんに変わり、いっきに田園&畑風景が広がって
あぁこれが北海道だよな〜と。ものすごくほっとしてる自分に気づくのだった。
そしてJRは地下鉄とちがって1時間に1本、2本しか本数がない。
あぁ、うちの地元の駅前もこんな感じだったよなぁ〜...もうすっかり富山の田舎に帰ったみたいな錯覚。
会う約束をしてた先方の方と昼すぎまでお話を。
なんやろな、この癒し感は。
田舎に帰った時にも似た、このゆったり流れる時間。
町の中には数えられるくらいしかない店。
帰る前に駅前でひとり、あったかい蕎麦を食べた。のんびりのんびり帰りのJRの時間まで。
JRに乗って札幌へ。ふぅ〜っと居眠りも気持ちいい。
到着。とたんにざわざわ人の多さと店のにぎやかさに圧倒された。
今朝まであたりまえにこのど真ん中でもわりとのんびり過ごしてたつもりだったのに
ほんの数時間ここから離れてただけで
時計がはやまわしになったみたいに歩くスピードも早くしなければ、な感覚に。
正直驚いた。
驚きながら途中の大丸に入り、地下食品街のこれまた大盛況ぶりに圧倒されつつ
なんか雰囲気につられて予定外にシュークリームまで買ってしまった。
なんやろう、この、のまれるような、街全体のイベント的ノリは。
あきらかに時間の流れ方がちがうのを体感した日。
そして日頃、こういう時間の流れの中で
けっこう忙しく暮らしちゃってたんだなぁとわかってしまった日だった。