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試験最終日

ひさびさに弁当持参。
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今朝はちょっとどんよりの空で藻岩山がかすんでる。

昨夜、勝間和代さんトークの番組をなにげに観てた。テレビつけたらたまたまやってた。
だけどちょっと引き込まれた。さすが話題の人だ。
勝間さんが教授をやってる学校の授業風景がちょっと流れて、そこで社会人生徒のかたがたに問いかけてた。
「働く女性が夫に言われて一番イヤな言葉ってなにかわかりますか?」
なんだろう...?一緒に考えた。

勝間さんが言った答えは
(家事を)『手伝ってあげようか?』

なるほどだ。

上から目線でいかにも思いやりを見せてるかのように言うなってことだ。
「手伝おうか?」じゃなくて理想は「やるよ」だな、それも自然に。
家事は妻がやるもの、という男の勝手なおしつけをどうにかしてくれってことだ。

あたし
結婚して自覚したことがある。
専業主婦に向いてない。
母親向きじゃない。
アイロンがけがとことん苦手。
おおざっぱで掃除がほんまにテキトー。
料理は給料が発生する仕事として職人としてやることにヨロコビを感じる。。。

夫のまわりからは
結婚前のクッキングアドバイザーという肩書きがいかにも「料理上手な奥さん、いいですね〜」な印象だったようだが
ひらひらエプロンでかわいくキッチンに立つ妻じゃなく、
実はあたしは厨房服でガシガシ鍋振るタイプの、男寄りの料理人気質だったし、
実はまだそこまで家庭料理上手とも言えないと自分でわかってたから
そのプレッシャーはたいそうなものだった...
九州の親戚の前では上品で控えめで料理上手な妻を演じたりして期待にこたえようとしてきた。
おかげであたしは九州の親戚のおじさまおばさまがたからは当時大変ウケがよかったようだ...。

が、その無理矢理な20年間の反動がきとる、今は。
そして北海道に来て共働きになってからじわじわ本性出して丸6年。
さすがに夫もほんまのあたし(かなりテキトーなやつ)を理解して協力してくれるようになっとる。
ほんまのあたしを出してから、夫がだいぶ家事をやってくれるようになった。
そんなことなら最初からだめだめな妻でおったらよかったわ〜、無理なんかせんかったらよかった。
もうまわりからはどう思われてもいい。夫がわかってくれとれば。
夫も、そこんとこはよう似た考えになってきたのが最近の救い。

こないだ、男たち相手にゴミ捨ての件で不満爆発した。
ゴミ箱いっぱいになっても誰もまとめようともせんゴミを
あたしが出勤前にまとめといた。ゴミ捨て場に行く時間がなかったから、帰って来た人誰かが夜にでも捨てといてくれるだろうと思ってた。
が、冷蔵庫前の通路においといたにもかかわらず、うちの男たちは誰ひとり捨てに行こうともせん。夜中帰ったらそこにあったまま。
翌朝、次男はまたいで歩いとった。
そこにゴミがあったら気づいた人が自ら捨てに行こうと思わんか?母が夜働きに出とっておらんわけやからさー。
そしたら夫は「捨ててきてって言ってくれたら行くよ、ただそこにあったからとりあえず置いてあるのかなと思うじゃん。」と逆ギレして言った。
長男は「ぼくもそこに置いてあるだけかと思った...」と。

んじゃ、なにか?
あたしが翌日「これ捨ててきてくれる?」と言うまで自ら動く気ないってことか?言われてないからやんないって
それ、今どきの若者の、言われた仕事しかやんない状況とおんなじやん!捨ててきてくれる?ってあたしが頼むってことは、
基本的にゴミ捨てはあたしの仕事で、でも頼まれれば協力するよ的な、なんか手伝ってやるよ的ゆうかさぁ〜、
それって、みんなで自ら率先して家族のために家事協力しあってる感じじゃないよねぇ!

怒るあたしに息子はさすがにすぐあやまってきた。
夫はあえてその場ではなにも言わなかったが、
その後はあたしが頼まなくても
「そろそろいっぱいだからゴミ捨ててくるよ」と自ら率先して気をきかせてくれるようになった。今朝も。
そうそう、気がついた人が自然にうちの中のことやれることが一番。
あたしは気がついたから、今夜は家族のためにちょっと手をかけたシチューでも作ろうかな思っとるよ。

by yukari  at 11:31
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