2011年1月28日
教室という場
石狩から来てる生徒さん。
先週の予定だったけど、その日の朝、『こっち、吹雪すごくて出られない〜』の連絡で
今日になった。
札幌がぱらぱらの雪でどうってことない日でも、札幌の北に位置する石狩ならあり得ること。
その日の天気状況は、石狩と岩見沢だけが大雪、強風だった。
石狩の冬が厳しいことは、住んだことのあるあたしには充分理解できる。
あるていど自力で頑張ってはみたものの、ここをどうすればいいのかわかりません、で作業が止まってたので、
いくつかのパターンでアドバイスしたら、
『あぁそうか〜』で、今日だいぶ作品づくりをはかどらせていった。
人になにかを教えるというセンスはあたしにはあんまりないけど、
『あたしだったらこうする』ということくらいは言える。
あたしだったらこうする、が、その人にとっても『なるほど』と思える意見だとすると、
それは、その人にとってとても良いアドバイスになるわけだ。
でも、『うーん、そうかなぁ...』だったら、その人にとってはあまりいいアドバイスになってないということ。
生徒にとって、『なるほど〜』と思わせてくれる先生になにかを教わるというのがたぶん一番楽しいこと。
野菜料理教室でも、あたしが『なるほど〜』と思って野菜料理がどんどん好きになってるのは
先生との相性が偶然良かったからなのかもしれない。
あたしも、ここに習いに来てる生徒さんたちにとって『なるほど〜』な意見がたまたま言えてるといいんだけど。
by yukari at 18:43