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道草

”人は何を食って生きてゆくのか。道草を食って生きてゆく。”

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道草を食いながら、直線じゃなく、螺旋状に生きていくことで
多少の風にもたわんで耐えられる強さが生まれるんじゃないか、と。
たしかに。

2001年発行の本だけど、そのときから世の中みんな
直線で生きようとする人だらけだと、気づいてたんだろな。
10年経って、さらにみな一直線だ。
いい就職のために大学3年生そうそうから就職活動に時間を費やし、
就職が決まればゴ〜ル!それが名の知れた企業だと、人生大成功!みたいな。
考えてみれば、そこ、全然ゴ〜ルでもないんだけど、なんかそんな雰囲気に飲まれて
日本全体そんな感じ。つまんない世の中だ。

だけどそれは前から気づいてたはずが、最近、この日本の空気感に自分も飲まれてて
次男のひとことに再び最近はっとさせられた。
『僕、大学行かないから』
え?と、けっこうびっくりした。そーなの?なんで?と聞き返しながら
今は大学行っとかないと、と言ってる自分にも驚いた。
いつのまにか高校、次は大学、そして就職、の図式が出来上がってたんだなぁ、あたし。
自分なんて高校、短大、就職はおいといて専門学校に寄り道、それから就職で、
好きに決めてきたのに、息子の道、勝手に決めてたんだなぁ...とはっとした。
さすがに高校には行ってほしいけど、高校出たら大学に行かない道があったっておかしくもなんともない。
そしてこのひとことで、
ちょっと今の次男の日々を見直すきっかけになった。
大学に行かないとなると、
高校のあいだに、世の中に出てどうにかやっていける人間力を身につけさせとかないといけないなぁ。
今のままではそれを期待できそうな高校に入れそうもない。

あたしが思うに、高校のランクというのは上から、かなり頑張れる子、けっこう頑張れる子、まぁまぁ頑張れる子、一応勉強はしてみる子、あまりやらないけど今の力でどうにか合格できる子、もともと勉強に対して根気がない子、やる気がないけどそれでも合格にしてもらえる位置、そんなイメージでいて、
入る場所で関わる友達が大きくちがってくると思ってる。
高校生活は友達の顔ぶれがなにより大事だと信じてる。いい刺激を与え合える友達と有意義な3年間を過ごせるかどうかで、
その後の人生が変わってしまう。だからせめてまぁまぁ頑張れる子たちの中で過ごしてもらいたいと願ってる。
大学に行かないと決めた次男にとって、高校がより重要な存在になった今、
息子の前に1本だけあって漠然と毎日歩かせてた道から、大きく方向転換できる道草の道に
ひっぱってやるべきタイミングなんだなと思ってる。
そろそろ体力的にも精神的にもしんどくはなってきてるけど、
親として最後のふんばりどころ。乗り切らないと。

by yukari  at 12:26
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