家計簿
あまりにワガママになって帰省してきた長男にぶちキレた昨日。
急に『今からキャンプ行きたいからお金いるんだけど』と。
今から?!
仕事明けで疲れきった体にむち打って
早めにみんなのための昼と夕食の仕込み、今日は野菜多めの献立にしようかなと考えながら
とりかかっていた手がぴたっと止まった。
『...ふざけんな!普通に出勤して夜に帰宅してみたら息子はキャンプにでかけて居ない、なんて
想像もしないで、お父さん、今日は普通に会社行ったんだよ!親をなんだと思ってんの!』
長男に家計簿を見せ
そんな突然の要求に対処できるような余裕はどこにもない現実をつきつけた。
次男が夏期講習にでかけたあと
家のことをあまりに考えてない長男に対してもう情けなくて
昨日までの疲れもどっと出て
午後は珍しく布団を敷いて昼寝。
ヤツは延々、英語の小説を読んでた。
険悪な茶の間。
次男が帰ってきてからは
兄弟でじゃれあってて
その間に少しずつ精神的にリハビリをしながら夕食準備にかかってた。
そこへ着払いの宅急便が。
長男の大学からだ。
なんと、長男が歯の矯正器具を寮に忘れてきて、大学に言ってこっちに着払いで送ってもらうように
頼んでたらしかった。
当然あたしの財布から『950円で〜す』の声にしぶしぶ1000円札を出した。
『あんた!どーゆーこと?聞いてないよ?!』
「あ、言ってなかったっけ?うっかり忘れてきたから」
着払いで、自分の忘れ物の支払いを親任せにしたことにも激怒。
夜、アルキタのサイトからすぐさまバイトに申し込ませた。
寮で、寝泊まり食事クーラー完備でいたれりつくせり空間の4ヶ月のあいだに
息子はすっかりダメになってしまった。
キタラでの任務を終えたら、すぐ働きに行け。
少し制限のある空間で
社会勉強してこんとあかんわ。
そんな昨日。