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慣れてしまった

5年前に初めてあたしが北海道式の結婚式に呼ばれて、
会費制ってなに?と参加したときは
ええっ??
っと衝撃だったことにも、
あれから4度目の結婚式への参加ともなると
夫ともども慣れてしまった、これ。

DSCF7118.JPG

受付で
会費14000円を支払い、そこで受け取る席次表の裏には
すでにこれが印刷されてる。
なんて合理的...。

今回、新郎側の会社や親類はみな北海道民だったから
当然のように受付で『財布から直に』会費を支払い。
でも新婦側は親類の一部が本州からの出席ということもあり
そちらはちゃんと本州式に『祝儀袋入り』のお金を受付で渡していたそうだ。
そういえば北海道に来てから
うちにある豪華な祝儀袋の出番は0だ...。
引き出物もかなりシンプル。
昨夜はハート型に焼かれた直径10センチくらいの焼き菓子と
10センチくらいの丸いタルト。クッキー2枚が個包装されリボンで結んであるもの1個。
ただそれだけが紙袋に入ってた。思いきり軽い。
うちらはそれをさっそく朝食に半分食べた。残りは明日食べてそれで終わりだ。
こういう、消えてなくなるもので充分という気がする。披露宴でお披露目して、ご馳走食べて
もうそれでいいじゃないかと。

だけど、たとえばこれが、富山での結婚式での引き出物だったとしたら
なに言われるかわかんないだろうなぁ...なにね、こんだけしか入っとらんがいね 〜とか
影で言われたりするんだろうなぁ...こわすぎる...
自分の時は東京で式と披露宴をやったけど、
かなり控えめとは言いつつも食器のセットを1箱付けてしまった。
考えてみればそれはもらう人の趣味には合わないものだったかもしれないというのに
皿とか時計とかなんか記念の物として残るもの、使えるもの、そういうもので
多少の重量感のあるものがないと見栄えがしなさすぎ、という意識があったよなぁ。
富山だけでやった場合はさらに、鯛のかたち(ほぼ等身大)のかまぼこがどかんと付いてきたり、
父親が参加してた時代なんて、てさげ入り引き出物以外にもうひとつ、
カゴ盛りになった缶詰め、かまぼこ、赤飯、和菓子、かつおぶし、会場でふるまわれて基本的には会場では食べずに持ち帰る用に箱に入れられてるクリームデコレーションつきのケーキ、会場でたべきれずに持ち帰りようのタッパーにつめて持ち帰ってくるエビフライや鯛の塩焼きなど、
総重量何キロよ??というくらいの量を抱えて帰ってきてた。いかにもめでたい雰囲気が山盛り!なお土産だったな。

もらう側は嬉しいけど、主催側の経済的負担は大変なもの。
おそらく富山はなんだかんだで裕福だから、そういうことができたんだろうな。
北海道であれは無理だろうし
うちの息子たちが将来結婚することになったとき、富山式の結婚式は経済的に不可能。
北海道式か、あるいは当事者だけでハワイとか、
そういうのでお願いしたい。

by yukari  at 10:00
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