あと8日
昨日は
20年ぶりに自分の眼鏡を作ることに決めた、
自分的にはけっこう記念すべき日になった。
長男がまだ生まれる前に作った眼鏡でこれまで特に不自由もなくきたが(ちゃんと見えるし)
ここ数年、その丸いカタチが息子たちにはえらく不評だった。
レンズの大きさやフレームのカタチにも時代の流れ、流行というものがあるみたいで
あたしの眼鏡は『すでにもう古めかしい』デザインにしか見えんそうや。
あまりに、特に次男がいい顔をしないため、次男の前でこの眼鏡顔をすることもためらわれ...。
ほんでついに
日頃男たちがお世話になってる富士メガネに自分のために出向くことにした。
男2人からのクリスマスプレゼントということにしてくれ、とこっちから頼んで
いいよ、と言ったからなんだけど。
単純な視力検査で作った20年前とはちがい
今はずいぶんとハイテクな視力検査機で
いろんな検査をとおして目を調べることに
感心しまくったひとときだった。乱視があることもわかったし。
フレームで迷ってたら、店の方が『こういう感じ、どうでしょう?』とさしだしてくれたものが
結局ぴたっと顔に合い、さすが...とまた感心させられた。
富士メガネは狸小路店が本店らしいが
昔、松下幸之助さんがテレビに出た時にその顔にかかってたメガネが少しゆがんでて
それがどうしても気になった富士メガネのほうから、
『お顔に合ってないようですのでよければ見繕いましょうか』と提案をもちかけたそうだ。(勇気ある...)
で、札幌に用事で来られたのか、それが本当の目的だったのか、
ともかく松下幸之助さん本人が狸小路店にやってきた!そうで
きっとあれほどの立場の方にそういう、ちょっとゆがんでるだの、顔に合ってないだの、冷静に指摘する人なんて近くにはいなかったことだろうし
そういう意味では富士メガネはメガネ職人として相手の立場にたってちゃんと指摘できるメガネ屋なんだなと思える
エピソードだ。
クリスマスプレゼントということに、と男たちに頼んだものの、気にいったフレームはそれなりの価格で
総額けっこういってしまったので
結局片目のレンズ代だけ2人からプレゼントしてもらう、ということで妥協。
まぁいいよ、やっと自分のための物を20年ぶりに新調しようかというきっかけもプレゼントしてくれたわけだからね。
きっかけがないと自分のために買おうという気がなかなか起こらない自分だから。
日が暮れてから
そだそだ!今日からだったね、と、藻岩山へ向かった。
ロープウェイがリニューアルして1年ぶりにオープンした日。
大きくて静かなロープウェイと、世界初らしいちょっと珍しいスタイルのケーブルカー、もーりす号に乗って
下界に広がる札幌の夜景を見ながら531メートル上昇。
上にはレストランもあるけれど『本日はすべて予約で満席でございます』の車内の案内。みんな、すごいね...。
でも3Dメガネをかけての、藻岩山の歴史映像がスクリーンで見れるプラネタリウムなんかもあったり、
駐車場のあたりから建物内まで、案内の係の方たちの接客が丁寧で、
サービス3流と言われる北海道にしては、お!本州並みにいいサービス!と思わせる、以前より観光地的要素満載に
リニューアルされて、楽しい場所に生まれ変わってた。
大人往復1700円の乗車賃。
でも年間パスポート(1年乗り放題)を買えば、2回で元がとれるとわかって
夫の分とあたしの分のパスポートを買った。これがふたりのクリスマスプレゼントということに。
来年はこれがあるから
休日はことあるごとに藻岩山に登ってそうだ。季節ごとに、時間ごとに、眺めも変わって楽しめそうだしね。
とりあえず初日の昨日はてっぺんの展望台(外)は横からの暴風と雪で、もんのすごく寒く
冬はしっかり防寒もこもこでここに来ないとだめだと知った。