18日目 そして年度末
いちおう次男は今日まで高校三年生扱いで
明日からいよいよ新年度新生活スタートということになる。
親と一緒に富山に引っ越して2週間強のあいだに
心の整理をつけ、荷物の整理をして
親から離れて暮らすための準備をしてきた。
どうもまだ、自分ひとりでやっていくというぴりっとした緊張感が
少し薄いが
でも実際ひとりで電車に乗り東京駅に降り立ったとき
いきなり知らない人だらけの大勢の人ごみの中、そこではっきりと
もう誰にも頼れない現実と孤独感を実感するんだと思う。
秋田で4年間ワンクッションあった長男とちがい
次男は高卒後、直で東京行きということで、ちょっと 親として心配が。
貴重品の管理。東京の人ごみや電車内の危険を知ってるだけに
とりあえず何事も無く現地に着いて、学校生活が落ち着くまでのあいだも
危ないめにもあうことなく平和に日々をこなしてもらえたら。ただそれだけを祈ってる。
今日は次男に買い物につきあってもらい
荷物を持ってもらった。
ほんの1時間ほどのおでかけだったのに
昼過ぎの、瞬間25度まであがった陽射しの下
うあぁぁ…暑い…
日陰をさがしながらふたりで歩いた。
今日なんて湿度低くてからっとしててまだラクなほうだったろうに
これで暑いとか言ってたら
普段の本州の湿度高い梅雨や夏の暑さなんて
うちら、とうていのりこえられないね...
毎晩夫は帰宅が遅く、だけどいつも夕飯を先に次男と一緒に食べてこられたからこれまで私はあんまりさみしくなくいられた。
でも次男と一緒に晩ご飯食べられるのは今夜がひとまず最後になる。
明日からはぽつんと茶の間でひとり
遅い夫の帰宅を待つことになるのかなぁ。
そう考えるといきなりモーレツにさみしくなってきたなぁ。
明日からは
息子達のことで心配したり気をつかったりしてきたこの長年しみついてきたペースから、がらっと気持ちいれかえて
自分の楽しみだけを追い求める暮らしにしていかないと
さみしいとか言ってたら新生活それぞれに頑張ろうとしてる息子達だって夫だって困るよね。
自分中心にわがままに。
一番慣れてないことだけど
新年度からは47歳の自分の課題だと思って挑戦してみよう。
次男さんもいよいよ上京ですか。
それはさみしくなりますね。
でも故郷に戻ってこられているから、
今までの御転居とは違って、
心持はかなり心強いですよね(^^)
今後のご活躍をお祈りしています♪
・・・でも、私も、あと数年で娘たちが
進学で巣立つのかと思うと、
今からさみしくて仕方ありません(TOT)
ゆかりさんはずっと息子さんたちの「巣立ち」を念頭に置いていてもさみしいんだから、
私も今から覚悟しておかないとなぁ・・
ゆかりさん、地元に引っ越されてだいぶ穏やかな日々を過ごしているみたいですね。ほんと、良かったです。
富山の人って穏やかな人が多いんですね。そういえば、昔室井滋(富山出身)のエッセイが好きで読んでたんですが、室井滋の地元愛をすごく感じましたよ。
ご家族と暮らしてたのに、夫婦2人の暮らしは最初はさみしいとは思いますが、ゆかりさんはチャレンジの人。新しい楽しみを見つけて、子供からもちゃんと自立しそうに思いますよ。
私も東京生活一週間後に、急に不安やさみしさがおしよせてきて、突然泣いてしまったことがありました。今思えば、可愛い思い出です。
みんなが通る道なんでしょうけど
実際そのときが来ると、こんな気持ちになるんだなぁって感じです。
がむしゃらに子育てすればするほど
このタイミングでぽか〜んとしちゃうもんなんですね。
朝ドラ『まれ』は能登のお話で、隣接した富山は方言もイントネーションも8割同じ。人との関わりや地域の助け合い精神や、地道にコツコツぶりも
"あぁわかるわかる” です(笑)。このドラマをみれば
私の育ってきた環境や、今現在のしゃべりかたも少し想像できてわかっていただけるかも。