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まだリハビリ中

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coop宅配の ”フライパンでイカ竜田揚げ” っていうのを使ってみた。
便利ー。
夫はイベントが終わっても毎晩夜中帰宅。
家にいる完全専業主婦でありながら、夫同様の深夜就寝生活ペースになって
一緒に睡眠不足。今朝、 夫が起きる気配でこっちも「ん?」と時間をみたら朝6時半。
鍋でご飯を炊くから自分の理想起床時間はホントは6時。
朝は炊きたて食べたかったんだけどなーと思いながら、起きて10分後にはいつも朝食モードにはいる夫にあわせて
炊きたてにできなかった自分を内心責めたりしながら、タッパーの前日残りのご飯をレンジであっためて朝食。
あとで炊けたほうは、弁当用に。
朝食を自分だけ早めに済ませながら
急いで夫の弁当のおかずづくり。今朝はこの、フライパンで竜田揚げがあったからほんと助かった。

富山に来てもうすぐ3ヶ月。
もともとの出身県だし、すぐなじむと思ってたけど
実はまだまだ精神的リハビリが続いてる感じ。
離れていた30年の長さが思った以上に大きかった。
買い物やいろんな手続きなどで相手とちょっとした会話をする場面で
自分の話し出し、というのかな、とっさに口から出る話し方がぎこちない。
標準語圏、どちらかというと東側にいた時間が長かったから
向こうにいた時同様、どこかまだ、西側アクセントをいきなり出さないように淡々と標準語で話しだそうとするクセをひきずってる自分がいて
それは向こうで暮らしてたときの自分なりの、スムーズに暮らすための努力の成果だったんだけど
今度は西側にあわせて、またもとに戻せばいい、こっちがほんとは元々だったんだから無理なく戻ると思ってたんだけど
実は案外戻らないことに驚いてる。
それは昔からの友人たちと会って話した時から実は実感してた。申し訳ないくらい固い話し方しちゃってるなぁ自分、て思ってた。

まわりで、まったくの他人にも気楽に富山弁でまるで親戚かご近所の知り合いかなんかかと思うくらいに『これちゃ、どうやって使えばいいが?』とか
話しかけてる人がいて
相手も『ここ押したら簡単に使えるがいぜ』とか答えて『あー、そんながけ〜。ありがと〜え〜。』『なんもなんも』とか会話が成立してる様子を見ると
正直うらやましい。
今の自分はまだ『あの〜すみません。これってどうやって使うんですか?』『これってどうやって使うのかなぁ』になり
『そうですか。ありがとうございます。』『そうなんだ〜。ありがとう』になってしまう。
これじゃ、まだ西側圏だけにしかいなかった頃に毛嫌いしてた”標準語のどこか気取った感ありあり”な口調というか
西側的には”壁を感じるよその人”的口調というか。
けど
家で会話する夫がそもそも標準語だし
東中心に育った息子たちとも標準語会話で長くきたから
今さら家の中で、富山にいるからいきなり富山弁、という流れにはならない。
職場の富山人の富山弁を聞くのがだいぶ慣れてきたという夫も
聞き取れても話せはしないわけで。まぁ、夫はいいよ、もともとが九州だし、標準語が自分の言語で貫いてたっておかしくない。
だけど
あたしは富山出身でもともと話してたはずの富山弁が、30年のブランクで
話せる部分とぎこちない部分が口から出たり出なかったりの、このなんともいえないはがゆさというか変な感じったらないよ。
次男が東京に行く直前
『今度帰ってきた時、お母さんが富山弁ばりばりでしゃべってたらどーしよー』と言ってたが
ばりばりになるだろうと思ってたのにそれほどでもない感じに、自分でちょっと残念だよ。

なんか
京都にいたときには富山アクセントを指摘され
東京にいた時には関西アクセントを指摘され
北海道にいた時はまだたまにぽろっと出た西アクセントを指摘され
そのうちようやく違和感なくなってきたら
今度は富山の原点に完全に戻りきれないというどうしようもない感じ。

 

 

 

by yukari  at 10:56
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