昨日のパッチワーク中の会話に
姑の本音を垣間みた。
あたし以外は皆さん20代後半の息子さんをお持ち。
すでに結婚されて最近赤ちゃんが生まれたという方もいれば
近く結婚するかも、な段階な方、
彼女がいるのかもよくわからない(できればいないで欲しい...)という方、まぁそれぞれだが
誰と結婚しようが誰とつきあおうが
結局息子の彼女は姑から見れば”どっか他人で相容れない相手”という意識。
中には
「息子、ずっと結婚しなくてもいいと思ってるわよ〜」とどなたかが言い
「あたしも!」「ね〜!ずっとこのままでいいわ、ほんとに」とすごい勢いで意見一致。
母にとって息子の彼女や嫁さんは永遠のライバル...
ある方「彼女なんか連れてきたら上から下までキビシくチェックしちゃうかも」
...おお...こわ...
あ、でもあたしもどーしても譲れんとこはチェックするわ。
今から息子に言うとるから。
”たばこ吸う女と、長い爪&派手なマニキュアの女、米を洗剤で洗うような女は出入りカンベン。
あと、食の好みちがいすぎる人は一緒に暮らしにくい(息子本人が)やろから
つきあっとるあいだに相手の食嗜好よく調査しとけ。”と。
あたし、夫に最初に確認したからなぁ。「納豆食べられる?」って。
朝納豆食べとるときに「うへぇ〜」とか言って横で嫌な顔されたらたまらんしな。
一緒におるならタバコも「いやや」ゆうて、結婚前にやめさしたしな。
逆に
姑から見て他人なら
嫁から見ても当然他人。
血がつながっとらん、育った環境もちがう、息子がらみだけでつながっとるそんなお互いが
すんなりうまくいくわけないわ。
それを無理矢理戸籍上で家族になろうとするからややこしくなるんやわ。
他人なら両方ず〜っとちゃんとした他人の意識で多少遠慮しあいながら関わるほうがいい。
嫁やからこうせんなんとか(だいたい、嫁、ゆう漢字も嫌い。なに、女へんに家て...)
姑としてこう言わせてもらうとか(姑ゆう漢字もひどいな、古い女...)
うちの風習に従ってもらうわよ的な上から目線もよう考えたらおかしな話。なんで従わなきゃなのかも謎。
すべて日本古来からの家制度の弊害やなぁ。
結婚したら名字も当然のように夫側に変えなきゃなのも
いまだに納得いかん現実。
アメリカみたいに妻もずっと旧姓のままでいられたらいいのに。
日本で旧姓にこだわると普通の結婚じゃなく”事実婚”とか言われてなぜか不利な場面も多いらしい。
なに、事実婚て。この響きもなんか妙。
生まれ育ち慣れ親しんできた自分の名前をあっけなく削除して
紙1枚の手続きの次の瞬間から女だけ別人にならなきゃみたいで18年目に入っても
いまだに名字には抵抗あるからなぁ。
名字変わったとたん
「どこどこさんちの奥さん」とか言われて夫のおまけみたいになっちゃったのもなんだかなだったし。
まぁともかく息子は仲良くいられる相手といつか出会えればいいよ。
その頃うちらも
ふたりきままに過ごせるようになっとりゃいいなぁ。