折尾にしか売られてないと思ってたけど
小倉で乗り換えの時に立ち寄ったお土産売り場にも
これが売られてた。
よかった。
帰りは予定通り、乗る事ができたサンダーバードの中で弁当を広げて
ようやく旅気分にひたれた。
だって行きはバタバタだったから。
九州帰省はいつも熊本大移動がセットだったから
夫の実家エリアに丸2日ちゃんと滞在できたことが今までなかったから
今回はじめて、2日目に井筒屋というデパートにもひとり足をふみいれた。
父が晩酌のときに焼酎と一緒に最近はまってるのがシュークリーム、という話を初日に聞いて
母の誕生日の時期だし、買ってってあげようと思って。
それにしても
黒崎という地は製鉄の町だっただけに
鉄骨な景色が多い。緑もあまりない。
北陸の、緑や花、田んぼの多い、平面にだだっぴろい景色とは全然ちがう。
黒崎駅は特に、道路にゴミも吸い殻もいっぱい落ちてて
ゴミひとつ落ちてないきれいで近未来的景色になった富山市とつい比べてしまったのと
町全体のさびれ感に
気持ちがブルーになった。
サンダーバードで金沢に到着したら
富山以上にきれいでリッチな景色が広がっていて
道路を走る車も高級車ばかりで
それもピカピカに磨かれた車ばかり。
そして
「なんか若い女の人がたくさん歩いてるよね」「さわやかな色の服が多いよね」と夫ともどもふと気づいたのは
そういえば黒崎を歩いてるとき、若い女の人をほとんどみかけなかったのと
お年寄りの服装もなんだかベージュ系統というか地味な色ばかりだったから。
金沢を歩く人はお年寄りもきれいな色の服をきている人が多い。
たかだか2日ぶりだったにもかかわらず
目から入る光景のちがいが妙に新鮮だった。
同じ日本でこうもちがうか…と考えさせられた3日間。