パスポートの進化
本人じゃなきゃ受け取れないというので、
4人揃ってパスポートセンターへ。
久しぶりに手にしたパスポートは少し厚く固くなった。
なぜなら中にICチップが埋め込まれてるから。
この8年のあいだにこんなことになってたんだ...。
いちおう作ってはみたものの、
近いうちに使う予定も今のところ無く。
唯一、長男だけが使う可能性を持ってる。
いつか、残り3人も使える日が来ますように。
本人じゃなきゃ受け取れないというので、
4人揃ってパスポートセンターへ。
久しぶりに手にしたパスポートは少し厚く固くなった。
なぜなら中にICチップが埋め込まれてるから。
この8年のあいだにこんなことになってたんだ...。
いちおう作ってはみたものの、
近いうちに使う予定も今のところ無く。
唯一、長男だけが使う可能性を持ってる。
いつか、残り3人も使える日が来ますように。
ゲージツサークルに
3年間関わってきたんだなぁ。
今日は消しゴムハンコを作ってきた。
ナンシー関の偉大さをまた実感した。
来月でひと区切りだけど
どうしようか。
子どもが卒業しても
来たいうちはずっと参加していいことになってるゲージツサークル。
昨日作った抹茶ロールケーキは巻いた時に2カ所割れてしまったけど
あえてこう作ったんだよと言えば
ゲージツ的に見えなくもない。
ずっと続いてるかのような
グレーな道。
今のあたしの気持ち、我が家の不安定な状況と似てると思った。
横なぐりの雪の中、
髪を切りに行き、
それから神宮へ参拝に。
今日は国公立大学の2次試験日。
頑張ってるみんなのために。
それから
我が家がこれ以上不安定にならないように、
平穏な日々がまた戻ってくるように
願った。
夕方、バイト帰りの長男と待ち合わせて小児科へ。
先日受けた、はしかの 抗体検査の結果は、
ちゃんと抗体があります、という結果だった。なので次は風疹の抗体検査を受けることになり採血。
そしておたふくのワクチンを。
その直後、長男は気分が悪くなり、いったん病院のベッドで休ませてもらう。
子どもの時に1度受けてるからほんとは受けなくてもいいはずのおたふくワクチン。
だけど今回、大学への提出物のひとつとして、どうしてもまた受けなくてはということでやむなく受けた。
でも結局、かるくおたふくにかかる状態になるわけなので、当然からだには負担がかかる。
すぐさま具合が悪くなった息子に、ちょっと焦った。
おたふく受けたら4週間は何も受けられない。
もし風疹の抗体がなかった場合、4週間後にようやく風疹の注射をすることになる。
それって。。。もう大学への出発目前。
ニュージーランドの地震は衝撃的だ。
なかなか日本を出たがらない今どきの日本人と言われてるけど
語学留学で思いきって外に出てる前向きな人たちがちゃんといた。
それも、安定志向の強い富山県人の中にも。息子と同年代の子たちも何人かいたようだ。
初めての海外での勉強という人もいたというのに
どうしてよりによってこのタイミングで地震が起こったのか。
期待に胸ふくらませながら、その時はランチの時間だったというし、
なごやかに過ごしてたはずなんだろうに、
どうしてなにも悪くない人がこんな目にあうのか。
悪いことばっかりやってるようなのが、のうのうと要領よく過ごしてるってのに。
世の中不公平だと久しぶりに感じた。
こういうことが起こると日本人はますます海外に出向く足が重くなってしまうかもしれない。
せっかくの前向きな夢が災害でつぶされないことを願うばかりだ。
どうか全員無事で救出されてほしい。
息子とこのニュースを見ながら、
治安がよくて安全な国の意識でいても、突然思いもよらない災害が起こってどうしようもなくなってしまう危険が
海外留学にはある、というのを実感した。
今、息子の入学する大学への提出物を揃える毎日。その中に、『予防接種の抗体検査』というのが義務づけられてる。
MRの予防接種を1年前に受けたが、”今年”受けてない人は体にちゃんとはしかの抗体があるかどうか調べとくこと、と。
MRは市からの援助でタダだったのに、抗体検査となると自費。こないだ受けさせたが
痛い出費だった。6000円以上もかかってしまった。
さらに、
風疹の抗体検査も、と。
これでさらに6000円かかるのか。
ただし、はしかの検査結果次第では、もし1年前の注射でもう抗体がない、となれば、
結局、MRというのははしかと風疹混合ワクチンのことなので、風疹の抗体検査を単発でまた受けるより、
MRをもう一度打っちゃったほうが早いだろうということになる。今、はしかの抗体検査の結果待ちだ。
あと、
幼少期にうけたおたふくのワクチンについては、
だいたい20歳前後で抗体が切れるので、おたふくももう1度受けといてください、と言われた。これは仕方ないので
今日明日にも、息子に受けさせてこないとだ。
けど、自費でおたふくの注射は、いったいいくらなんだろう。
普通、大学入学だけでここまでさせないが、寮に入るからということと、2年以内に予定されてる海外の留学で、
海外の大学への提出事項として予防接種に関しての記録がゼッタイ条件で必要だから、
ということなんだそうだ。それで納得した。
アメリカの小学校に入る時もいっきに5本打ったりして予防接種に関しては厳しかったから。
まぁ納得はしたけど、
やっぱり痛い出費だ。
そんなさなか、息子のクラスでは『卒業旅行』なんか能天気に企画されてるらしく。
高校生の分際で、卒業旅行って...。それも1泊2日温泉旅行。企画が好きな子がいると年中企画だらけで、
出費だらけ。それも彼らはまだ大学合格も決まってないにも関わらず、『どっちに転んでも卒業旅行はする!』という勢いだそうだ...そしてその提案に息子は全部のっかる。
今後自分のイベントごとはバイト代で全部まかなえということにした。ついでに今回の検査代もまかなってもらおう。
今朝のあさイチは『おばあちゃんの知恵』
途中まで見てた夫が言った。
『おばあちゃんて、顔に全部出るよね』と。
あたしもそう思う。
ひとめで、わぁ〜、なんかかわいいおばあちゃん〜、て印象のにこにこおばあちゃんには、
自然と人が集まる気がする。そういうおばあちゃんは話してみるとやっぱり前向き。
自分のことしか考えない、眉間にしわ寄せて険しい顔のおばあちゃんは、ひとめ見てなんとなく、
距離おきたくなる感じ。長年の積み重ねの集大成が『おばあちゃん』なのかも。
後半に富山のおばあちゃん98歳が登場した。
ただ体が健康というだけじゃない、
この年になっても自分なりに前向きな意識をしながら行動してる結果が、
4キロの道のりを自転車で軽々買い物に行っちゃう元気にもつながってる。
しかし、富山弁、なつかしかった〜。
近くにあんなおばあちゃんがいたら、いっつも会いに行きたくなっちゃうな。
年寄りがやっかいもの扱いになるのは、そう扱う若い人が冷たいみたいな感じがあったけど、
結局、年とともに、体の調子が悪いだの、いろんなことが面倒になって誘っても「遠慮しときます...」
すすめても「年寄りはそういうものはもう食べない」みたいな雰囲気になってしまいがちな、
まわりのテンション下がる感じが若い人と壁ができてウケない原因じゃないかと。
元気でマイペースに楽しむ年寄りだったら、若い人も関わりは全然いやじゃなくなるんじゃないかな。
いつも楽しんでにこにこおばあちゃんになりたいな。
まだ43歳なのに、あたし、もう20代とか10代とはっきり壁作っちゃってる。
昔ばかり振り返って、昭和は良かったのに...って言ってる。
そうは言っても今は平成。
今の面白いもの、いいもの、楽しいことを見つけて、前向きに『のんき』にやらないとね〜。
今年は年のはじめから
美に関して教えてくれる素敵なおねえさんたちとの出会いに恵まれてるような気がする。
ダイエット
化粧
今日は下着。
女ならあたりまえに知ってることをあんまり知らなかったあたしにとって、
その道の専門のお姉さんがたに教えてもらうことはなんだか全部新鮮だ。
ダイエットは体重よりもパーツのサイズのバランスが大事と教えてくれた。
化粧は、まず肌のターンオーバーを促進させることで肌が健康になって化粧品も薄付きでのびが良くなるんですよ、と。
そして下着は、
『まずはサイズを計りましょう』と。
今日は自分の思いこんでた自分のサイズがまったくもう全然ちがってたことがわかって衝撃だった。
そのサイズだとこれですね、と出してもらった下着を試着してみると、
とてもラクなうえにぴったりきて、シルエットがびっくりするくらいきれいになった。
なんだったんだ、今まで使ってた下着は...。
体のこと、顔の手入れのこと、下着や洋服のこと、
女とは思えないくらい今までそれほど興味がなくて、やっつけ作業的にほんといい加減にやってきた。
でも今年は心をいれかえて素直にアドバイスをもらって
変わってみようかと思った。ちゃんとやったら自分はどんな風に変わるのか興味もあるし。
今日は、いつも値段のお手頃感を優先して『M』サイズ表示で買ってた自分の下着の買い方から改めた。
自分のパーツそれぞれのサイズに合った下着を用意してくれた売り場のお姉さんのアドバイスを素直に聞いて
ひとまずそれを。そして、変にゆるいものばかり身につけ続けてきて肉もゆるみきった体を改造したいと思って、
ウエストひきしめ効果のあるランニングシャツとロングガードルも。
ちゃんとサイズのあったガードルは全然苦しくないのにぴたっといい感じで気持ちいい着心地。
贅肉は下に下がるから、ももやお尻の肉をぐっと持ち上げぎみにはくのがガードルのポイントらしく、
それでウエストにたまった肉は今度ひきしめシャツで下から上にもちあげ気味に着て、
最終的にその肉も背中や脇の肉も、手で全部胸にかき集めていくと、
それがいつのまにか胸の肉として移動していくらしい(!)。
あたしはもう胸に肉はいらないんだけど、でもお腹まわりの肉が減ってナイスバディーになるなら
それはそれで試してみてもいいかもなぁ。
要は日頃からひきしめるべき部分の体の肉に緊張感を与え続けることが大事なんだ。
たしかに、自分の体には緊張感与えてこなかったなぁ。特に主婦になってからは。
ウエストがゴムのスカート、この際全部処分しちゃおうかなぁ。
ウエスト芯がしっかり入って伸びないウエストのスカートを毎日はくようにしたら、
お腹まわりに緊張感が出てずいぶん変わるのかも。
「専業主婦で男の子のお母さんで、
あんな風に毎日こぎれいなスカート姿のお母さんなんているわけないない!」
とか言いながらも毎回楽しみに見てる『美しい隣人』。
あの、壇れいの姿がイメージもつかみやすくわかりやすいお手本になるのかも。
目指せ、壇れい。
”人は何を食って生きてゆくのか。道草を食って生きてゆく。”
道草を食いながら、直線じゃなく、螺旋状に生きていくことで
多少の風にもたわんで耐えられる強さが生まれるんじゃないか、と。
たしかに。
2001年発行の本だけど、そのときから世の中みんな
直線で生きようとする人だらけだと、気づいてたんだろな。
10年経って、さらにみな一直線だ。
いい就職のために大学3年生そうそうから就職活動に時間を費やし、
就職が決まればゴ〜ル!それが名の知れた企業だと、人生大成功!みたいな。
考えてみれば、そこ、全然ゴ〜ルでもないんだけど、なんかそんな雰囲気に飲まれて
日本全体そんな感じ。つまんない世の中だ。
だけどそれは前から気づいてたはずが、最近、この日本の空気感に自分も飲まれてて
次男のひとことに再び最近はっとさせられた。
『僕、大学行かないから』
え?と、けっこうびっくりした。そーなの?なんで?と聞き返しながら
今は大学行っとかないと、と言ってる自分にも驚いた。
いつのまにか高校、次は大学、そして就職、の図式が出来上がってたんだなぁ、あたし。
自分なんて高校、短大、就職はおいといて専門学校に寄り道、それから就職で、
好きに決めてきたのに、息子の道、勝手に決めてたんだなぁ...とはっとした。
さすがに高校には行ってほしいけど、高校出たら大学に行かない道があったっておかしくもなんともない。
そしてこのひとことで、
ちょっと今の次男の日々を見直すきっかけになった。
大学に行かないとなると、
高校のあいだに、世の中に出てどうにかやっていける人間力を身につけさせとかないといけないなぁ。
今のままではそれを期待できそうな高校に入れそうもない。
あたしが思うに、高校のランクというのは上から、かなり頑張れる子、けっこう頑張れる子、まぁまぁ頑張れる子、一応勉強はしてみる子、あまりやらないけど今の力でどうにか合格できる子、もともと勉強に対して根気がない子、やる気がないけどそれでも合格にしてもらえる位置、そんなイメージでいて、
入る場所で関わる友達が大きくちがってくると思ってる。
高校生活は友達の顔ぶれがなにより大事だと信じてる。いい刺激を与え合える友達と有意義な3年間を過ごせるかどうかで、
その後の人生が変わってしまう。だからせめてまぁまぁ頑張れる子たちの中で過ごしてもらいたいと願ってる。
大学に行かないと決めた次男にとって、高校がより重要な存在になった今、
息子の前に1本だけあって漠然と毎日歩かせてた道から、大きく方向転換できる道草の道に
ひっぱってやるべきタイミングなんだなと思ってる。
そろそろ体力的にも精神的にもしんどくはなってきてるけど、
親として最後のふんばりどころ。乗り切らないと。
近所の区民センター内の図書室へ。
ぽーっと4冊借りてぽーっと帰宅。
街に出るか?と自問して、いや、今日はやめとこう、と自答。
半年ぶりに石狩の友人に電話してみたら
案の定、雪に閉ざされた生活をしてて、吹雪が続いた時は4〜5日外出してなくて食料が尽きかけたよ、と笑ってた。
農村地帯の中にぽつんと建ってる彼女の家や防風林に囲まれた小学校を思いだして、
久しぶりにあのあたりに行ってみたいなと思った。
でも、車じゃないと近づけないし、この時期近づこうなんてちょっと無謀。
吹雪の心配がなくなる3月後半あたりなら
札幌駅北口から出る送迎バスに乗ればガトーキングダムまでは行けるし、
彼女も吹雪さえなければガトキンまで出られると言った。
そのとき会えるといいね。
冬は雪に閉ざされるから最初から外出はするつもりもない季節だ、という彼女の地域的スタンスに、
それでいいんだよね、という気持ちになった。
帰国して7年半。
家族全員、パスポートの有効期限はとっくに切れて...。
最近は国内でもちょっと遠出を考えただけで億劫になる自分たち。
遠出しないことが人間的にダメ、ということじゃあないんだけど、
たまに自分にムチうって勢いで遠出することって、
日頃慣れた環境でぼーっと過ごしてんだなということを再確認させられる場面が多いから
脳の活性化のためにもけっこう大事なんだと、去年のひとり関西旅で実感した。
だから常日頃から、3日4日、いや2日間でもフリーな日ができたら
『そうだ、大阪行こう』とか『そうだ、グアム行こう』とか
フットワークの軽い人でありたい。
で、その思い立ったときに『あ、パスポート切れてんだった...』はあまりにも残念だ。
いつかやってくるかもしれない『そうだ、グアム行こう』『そうだ、フランス行こう』の瞬間のためにも
有効なパスポートは常備しとかないと。
少なくとも長男はこの数年のあいだに海外に行く予定。どこに行くんだかはまだわからないけど、
『そうだ、息子のとこにひょっこり現れてびっくりさせてやろうぜ』の企みを果たすためにも今作っとこう、と
4人分のパスポートを久しぶりに作ることにした。
久しぶりすぎて
写真の規定をすっかり忘れてて、
1回目は、『顔の部分が小さすぎます』で受理されず。
2回目でようやく受理してもらえた、と夫。
今月末受け取り。
前回はまだ幼児だった(10年前だし)息子たちの顔写真つきパスポート...こんな頼りない時期にわけもわからずアメリカに連れてかれて
わけもわからずアメリカの学校でわけもわからず英語の中でいきなり過ごすことになってたんだよなぁ。
今回のパスポート用写真はふたりとも大人に近づいた顔だ。
うちら親の顔も...前回のはあたりまえだけど若かった。あれからいろいろあって今の顔になった。
なんか苦労がにじみ出てる。
長男はこないだの合宿でさっそく友達ができて
ますます4月が楽しみになったようだ。
気がつけばあれからもう数日が経ち
そういえば、いろんな手続きの案内はいつ届くんだろう?と声かけたら
あ、もらってる、と。おいおい...。
見れば
提出書類がいろんなしめきり期限であって、
寮費の振込も期限付きであったり、
入寮までに受けとかないといけない予防接種もあったり、
布団をレンタルするならそれで申し込まなきゃだったりと
...急いでいろいろやることあるんじゃん...あ、もらってる、じゃないやろ...
予防接種については
入寮までにMRをできれば2度、と。おたふくや風疹など過去の記録も必要なので
『母子手帳をコピーして添えること』と。
自分の大学生活やそれ以降にも、自分の母子手帳の出番はいっさいなかったから、ちょっと驚き。
この年齢になってまさかまだ母子手帳の出番があるとはね。寮だからなんだろうけど。
息子たちのは予防接種の記録だけでなく、成長の記録のページにもあるていど”笑いました”だの”はいはいしました”だの
マメに書き込みしたから
あとで息子たちがふりかえって見るにしてもわかりやすいはず。
しかし
あたし自身の母子手帳はほんまに...。
息子妊娠したときに、そういえばあたしの母子手帳ってあんの?と母に聞いて
「あるわいね」と出してくれた、自分の母子手帳。
ん?8月交付?妊娠して6ヶ月まで行っとらんかったん??とっくにお腹大きくなり始めとったやろうに、どーゆー...
ともかく...どれどれ、で開いた1ページめ。
隅っこに”幼稚園”の漢字を確かめ書きしたかのような跡が...なんでここに書くかなぁ?...
雅、と、稚、どっちだっけ?みたいな感じ...目に見えるよう...
妊婦中の検診のページ。お母さん、全然病院行っとらんだやろ...
極めつけはあたしが生まれたときの記録。
地元の小さな産院のおじいちゃん医師の書き込み。
あたしが見た時、くっきり『死産』のほうに丸が。
え、あたし死んでるよ...
でも、蘇生させたとかどーのとかも書いてなければ
その後の記録はなにごともない感じ。
つまり
丸の付け間違いかよ...
そんなことより
『死産』のほうに丸ついてるのに、まったく気がついてない母親ってのもどーなの...ということに
心の底からあきれた。
『あちゃっ、ほんまけ〜?!』って、娘に指摘されて気づくって、ほんま、どーゆーこと?
その後あたしが自分で『死産』の丸に訂正ラインを引き、『生産』のほうに鉛筆で丸を付けた...
むなしかった。子どもも3番目にもなるとこんな扱いかと思った。ひとり娘だってのに。
『あんたはいつのまにか大きくなっとったわ』
そりゃそうやろ、母親がこんだけテキトーやったら『いつのまにか』やろね...。
夫から、可愛い花と
前から食べてみたかったチーズドーム
昨夜、バイトが休みだった長男が「作ったよ、ハートにするのがちょっと難しかったんだけど」と。
ありがとう。
お茶のときに味わって食べます。
次男は今日明日、期末テスト。学年末テストだからこの成績が内申につけられ、高校受験にひびくという
大事なテスト。
一度でも、本気を見せてくれ。
その成果があんたからのバレンタインのプレゼントだと思いたいから。
息子の高校は私服だから
卒業式も好き勝手な格好でいい。
毎年、その子なり、そのクラスなりに決めて仮装大会ばりの式になるらしい。
過去には、クラスの男子全員でなぜかウマの着ぐるみ姿だったとか、
オバマのマスク姿だったとか、いきなり金髪姿とか、
その年としでユニークなクラスがあるらしいが、
そうは言っても全クラスがはちゃめちゃなわけでもなく、
男子は袴姿でばしっとキメてる子も多く、
女子は振り袖だったりドレスだったり、めいっぱいおしゃれしてくるようだ。
で
今回、イベント好きな息子のクラスは何するつもり...と思ってたら
意外にも、『各自それぞれ好きな格好で』に決めたらしく、
袴姿が多いのかな、という雰囲気なんだそうだ。へ〜、それは意外。
で、息子はどうしたいわけ?
案の定、『去年の式見ても、袴の人多かったから、僕も袴かな』と言った。
「あのねー、みんながそうだったから無難に僕も、とか言うの、やめようよ。
袴ってさー、似合う年齢とか体格があるわけよ。27歳の時、うちのお父さん(夫)が結婚式で袴着たけどさー、
(体細かったから)どっかの売れない落語家みたいな、頼りない雰囲気だったわけよ。
あんたもがっしりしてないからたぶん、にわか落語家みたいな雰囲気になっちゃうぞ。
どうせ、袴なんてそのときかぎりなんやから、レンタルになってしまうしさー、せっかくならこの先にもちゃんと出番のありそうな、自前の格好いいスーツでばしっとキメるほうがいいんじゃないの〜?海外行ったら盛装ででかけなきゃのパーティーとかもあるだろうし、そういうときにも使えそうなスーツ買っといてさ〜。今回それ着ればいいんじゃないの?」
あいかわらず短絡的な息子の発想にカツを入れる。ほんまに一段階二段階ほど先のこと、考えないんだからなぁ。
その場限りのための出費してるような余裕はうちにはないんだよ。
いくらレンタルつっても、どうせ何万か、かかるんでしょ。
息子はマネキンみたいな標準体型だからぜったいスーツの方がしゅっとして似合う、と確信。
昨夜『青山』に連れてって、いくつかマネキンが着てたパターンの中から、
これは?なのを試着させてみたら、まさにジャストサイズだった。上着はどっこもお直し無し。
ズボン裾丈だけ採寸してもらい、仕上がりは来週。今ならプラス1万円で、
靴、ベルト、カッターシャツ、ネクタイ、ハンカチ、靴下、Tシャツを付けることができるキャンペーン期間(さすがシーズン)で、
言われてみればうちはスーツだけじゃなくてそういうものも要るんだった、ということで付けてもらう。
靴だけでも1万円ほどするのに...これはラッキーだ。
会員カードで割引をきかせ、スーツ含め8点セットで3万そこそこで買えた。この値段なら納得だ。
オーケストラステージ衣装用に2年前に買った黒いスーツは、ネクタイを替えれば
リクルートにも使えそうだし、人の結婚式、あるいは喪の場にもちゃんと使えそうだ。
今回のはパーティーとか盛装で行かねばならないレストランとか、ジャケット着用で人と会うような場、
そういうときにも使えそうなものにした。まずは高校の卒業式、そして大学の入学式に出番がある。
これはうちら親がしてあげられる最後のことだからね。
これ以降大学行ってから、必要なスーツとか洋服とか何か発生しても、あとは自分のバイト代で買うなりしてね。
学校も卒業だけど、親から守られてるこの環境からも
この春、卒業だよ。
みんな立ってるとこが意外と見応えあるサザエさん一家。
あれ?(苦笑)
ライオンキング、ポスターどおりではあるんだけど
ちょっと平面すぎるのが拍子抜け。
でも、
喫煙者のためにここまでしないと、なの?
世話がやけるよなぁ。。。
海外からのチームで作る雪像のエリアを見るのがとても楽しみ。
日本人が考える雪像とはちがい、完全にアート。
直線だけで人を、そして棒を引っ張ってる様子をちゃんとあらわせてるから素敵。
ぺらんとめくれてるかのように...なんで割れないのかな。
このセンスがさすがフィンランド。
細かい蜂の巣&蜂を作り上げたリトアニアが優勝。
昨夜の雪で少し覆われちゃってるけど、それでも細かさはよくわかる。
日本人の市民雪像であたしが一番気にいったのがこれ。
他のはけっこう抽象的なのが多くて、見たまんま、ウルトラマンとバルタン星人の、わかりやすさときちんと出来てる感が
かえってほっとした雪像。
生徒さんは自分の作品を最後まで仕上げ、無事完成品をお持ち帰り。よかったよかった。
あたしも自分のを仕上げたので
午後は、こないだ図書館で借りてきた本を読みましょう。
『「昭和の小学生」大百科』
ほんまに...サブタイトルどおり”昭和30〜40年代。元気だった懐かしい時代”だよなぁ。
給食のページにはひときわ懐かしさがいっぱいだ。
ミルメーク...
『牛乳飲んでるヤツを笑わせた
肝油をもらった
コッペパンを欠席した子に届けた...』
昭和20年からスタートした給食は脱脂粉乳&味噌汁。その10年後にはコッペパンやおかずが登場。
そしてその10年後にはソフトめんやフルーツあえが。
その10年後にはご飯給食が開始してた。
あたしは給食に関しては、おいしかった思い出しかない。
そりゃそうだ、ソフトめん登場あたりで生まれたんだもの。
脱脂粉乳未体験。
年代だけでなく地域性もあるらしい。
たった4年ちがいの、九州夫が『脱脂粉乳まずかったよ』『ご飯の給食なんてなかった』とどんより顔で言うのを見るたび、
富山の給食はつくづくおいしかった、後半なんてご飯給食が週に3度もあったんだから!とか言うのが
あたしのちょっとした自慢になってる。
『牛乳は噛んで飲むように』
どーやって噛むんだよ...と思いながら飲んでたな。。。
体操着。
自分もまさにブルマ世代だった。
今おもえば、どうしてこんな格好。。。
最後のほうに『花の死語辞典』のページ。
アベック
おニュー
くるくるパー
タンマ
ズック
とっくり
ぎゃふん
バタンキュー
ワシントンクラブ(WC。トイレ)
うーん。全部知ってるし全部わかる。
つくづく平和な時代だったなぁ。
今の時代の子たちがほんとに気の毒だ。
昔は携帯もゲームもなかった分、かけまわって楽しかった。
のびのびはちゃめちゃでも、どうにかなってた時代だったんだよ 。
便利さとひきかえに、自由がなくなってしまったね。。。
今日は石狩からの生徒さん。雪深い中、はるばる来てくれるので
お茶菓子買いに朝からパールモンドールへ。
今日は額入れ教えて、自力で最後まで完成させてあげよう。
出来上がったらコーヒーいれて
ケーキ、ケ〜キ〜。
血が足りない。2日ほど前から甘いものが食べたくて食べたくて、そしたら案の定。
朝からの頭痛、眼痛、そこからの吐き気。
さっきバファリン飲んで、今、養命酒も飲んだ。
こないだからラーメンが食べたくて仕方なかった夫は
昨日のうちに夫と次男の分のラーメンを購入しといてくれてて
『今夜は自分たちで作るから』と。助かります。
これで出勤時間まで夕食準備のことも気にかけないで
心置きなくソファーに座ってぐったりしてられます...。
いつも思うけど、
この期間、なんでこんなに甘い物が食べたくなるんだろう。
血が足りなくなる分、効率よく体が血糖値を上げたがってるのかなぁ。
養命酒の甘さですら
甘くておいしい〜としみじみ感じてしまう。
長男、昨夜ひとりで夜行に乗って出発。
今頃、現地駅前のカフェでモーニング食べながら読書でもしてんじゃないかな。
ひとりで昼ご飯まで終えて、も少し時間つぶして、夕方から現地の大学へ移動の予定だ。
大学の寮に宿泊させてもらい、
明日からは2日間みっちりの、希望者だけ参加の、大学主催”新入生のための英語強化合宿”だ。
トーフルも受けるらしい。英検は受けたことがあってもトーフルは初めてなので、
ヤツが今現在の力で実際どれくらいの点数をとれるものなのか、とんと見当もつかない。
で、その点数で春からのクラス分けを決めるらしい。
帰宅は金曜日。現地2泊、車中泊2泊、計4泊5日。
42歳のあたしが去年やっとひとりででかけた関西旅ですら2泊3日だったんだけど。
息子が札幌に帰宅予定の金曜日は、
現地大学の、センター試験2次試験を受けた人の第1日程受験の合格発表の日。
合格枠は40名だ。この枠めがけて、今年は970名ほどの願書が集まってた。
息子のときの、20名の枠めがけて200名以上が集まった、あの『倍率10倍』にもそうとうにひるんだけど、
970名って...『20数倍?!』。
さらにその後の第2日程のほうの50名合格枠には、700名以上の願書が届いたらしく...。
こないだ、公立高校の願書受付終了で発表された、今回の受験倍率を見て、あらっ?っと思った。
どこも1.2倍とか中には0.9倍のとこもあったりして、
定員に対して、やっぱり年々子どもが少なくなってるんだろうなぁと少子化を実感してた。
3年前の息子のときですら1.5倍はあったのに。
それでも、大学となると話は別。ほんと、偏りが大きすぎるなぁ。
富山から送られてたものの中に
白エビの素干しと甘エビの素干しがあった。
雰囲気から単純に、酒のつまみだと思い込んでた。
最近お酒を飲まないので、つまみも減らない。
そのうち、冷蔵庫に食材がなくなってきて...
頼りは乾物。
これ...
料理に使ってもいいよね...ということで
えびじゃが。
...なんか、肉じゃがよりおいしいかも。見た目もグレードアップ。
白エビの素干しは、今度かき揚げに使ってみよう。
エビの乾物の便利さに今頃気づいた。
そして
これが、酒のつまみとは
ひとっことも表示されてないのだった。
思い込みってこわい。
長男の大学進学が決まって、今一番気がラクな時期のはずが。
精神的にしんどいことが重なって、我が家は今、あんまりいい状態じゃない。
これまでもぎりぎりのラインでふんばって乗り越えてどうにかやってはきたから、
今回もどうにかしなきゃとは思ってる。ただ、こっちも年をとってきてるので、
気をしっかり強くもって前向きに進もうとするにしても、これまで以上にエネルギーが必要というか、
さすがにあたしもへたばりやすくなってるというか。なかなか大変だ。
ここ最近の大きな試練は、おととしの家売却、その後のマンション購入、
そしてついこないだの長男の受験。これでもうしばらくは平穏に過ごせるだろうと思ってた。
ところがそうはいかないらしい。
小学生にちょっと毛が生えたていどの、まだ精神的に大人になりきれてない中2の次男が、次の試練をもってきた。
長男とはまるっきりタイプのちがう次男。そうはいっても長男にはない美的センスの良さがあったりして、
あたしはそこをすごく買ってたところがあったんだけど、
そういうことを悠長に言ってる場合じゃない、根本的にまずい問題があって、
中学生のまだまだ不安定な部分というのを見せつけられて、
このままではまずいと、夫もあたしも、そばで見てたアニキまでもが、
ここであいつをどうにかしたほうがいいかもしれないと
危機感を持ち始めてる。
あれこれ考えてためらってる場合じゃないというか、このタイミングは逃さないほうがいいかもしれない、行動しないと
たぶんきっと後悔する、と思ってる。
正直、しんどい。でもここで親として毅然とした態度でのぞまないといけないんだろう。
うちの子どもそれぞれ、親に次から次から大きな試練を与えてくれるよな、ほんまに。
そろそろうちら親を普通の平凡な生活で落ち着かせてほしい。
北海道に移住した時点で、一生のうちに親として振り絞るはずの大半のエネルギーやお金を使い果たしてきたんだから
もうほんまにこれ以上ムリきかんとこまできとるんやから。
ケーキ箱にめいっぱいのサイズ。グラム売りなので、このサイズで998円だった。
こういうものはやっぱ現地で買わないとね〜と
前に帯広に行った時にお店”クランベリー”に寄ってみたら、店の外まで行列で、それ見てすぐ挫折した。
催事で、札幌で手に入れるというのはやや抵抗ありながら、
そうはいっても現地行ってもなかなかすんなり買えないじゃんというわけで、
ついに三越の催事で買っちゃった昨日。
このボリュームから、カロリーもけっこうありそうなので、
せめてと今朝の朝食に8等分して、今朝はひとまずひときれずつ。
それでも
底のほうにカスタードクリームも入ってるし、
あとはザ.さつまいも!で、8分の1量でもずっしり食べごたえあったなー。
これとコーヒーとで、今朝は充分。
もうすぐ北海道を離れる息子に、北海道の有名なあれこれにひととおりなじませといてやろうかと
これはそのうちのひとつ。
これ、帯広の名物『クランベリーのスイートポテト』だからね。
こういうのあったな、くらいでもいいから
記憶のどこかに北海道の思い出のひとつにしといてくれたら。
生の牡蠣から牡蠣フライを作ることが実は初めてだった。
牡蠣の粒が思ったよりちっさすぎて、これじゃあんまり、と残りのエビと残りの百合根も揚げた。
タルタルソースがわりに、これも残りのとんぶりを混ぜたマヨネーズ。
これはこれでおいしかったけど、
どうせなら次はもっと粒の大きい牡蠣で迫力ある牡蠣フライにしたいなぁ。
息子のバイト先で販売の恵方巻きをせっかくなので買いにいかせた。
今回は、あたしにとって、久しぶりに自宅で過ごせる節分。
毎年、仕事の日と重なってたから、豆まき&恵方巻きもぐもぐ、に、ひとりだけ参加できてなかった。
わーいわーい、一緒に節分だ。
それだけじゃ足りないだろうから、残りご飯にごま油と塩で味付け。
韓国風手巻き海苔巻きにしようと、ほんとはスパムを具にするんだけどないのでソーセージと茹でほうれんそう、
春ということで菜の花もさっと茹でて具のひとつにしようかと。
初めて買ってみたじゅんさいをおすましの具に使ってみよう。
いろいろ野菜をとりいれないとね、と並べて、あ...
全部、本州の野菜ばっか。
手巻きのミニ海苔巻きをいちおう南南東を向いて笑顔でもぐもぐ。
それからバイト先の、具沢山の、太巻き、カツ巻き、海鮮巻き。切り分けて4人で食べて、食べごたえ充分だった。
そのあとは、豆まき。
北海道バージョンの落花生と、本州バージョンの大豆を用意。
マンションだからやや控えめに『鬼は〜そと〜!』
シャドーボックス教室の日。
ようやくインフルエンザとの闘いから抜けでた(?)夫は、昨日から少しずつ仕事部屋で仕事再開。
長男はバイトが休みの日。ということで部屋にいるので、
ふたりの分と、ついでに自分の分も弁当を作り、
各自の部屋へ配達。
お昼は各自でよろしくお願いします。。。
シャドーボックスをはかどらせて
お茶タイムは、ネットショッピングでお茶菓子用にオーダーした、神戸凮月堂のゴーフル。
商品名みつけたときは、いや〜なつかしいなぁ〜と。
届いてみたら、包装もなんだかピンクピンクで
あ、バレンタイン仕様なのか、と。
そしてチョコのかかったゴーフルは初めてだ。
富山にいたときはいただきもので普通のゴーフルを何度か食べたことがあって
それが大好きだったけど、
チョコがけゴーフルもなんだかおいしい。
北海道生まれ北海道育ちの生徒さんは凮月堂のゴーフルそのものが初めてだったらしく、
『しゃれた味がするわ〜』と。
このフレーズ、なんだか気にいっちゃった。
ので、
お帰りになったあと、
息子や夫に『神戸のお菓子だよ、しゃれた味だよ』と前宣伝。
食べた息子も『うん。たしかにしゃれた味だ』と。
富山では普通に食べてて気づかなかったけど、
こうして数十年ぶりに神戸のお菓子を食べるとセンスの良さをすごく感じる。
さすが神戸。
そういえば
神戸生まれ神戸育ちの父も、しゃれた食べ物に詳しかったなぁ。
マロングラッセや、観音屋のチーズケーキを教えてくれたのも
父だったよなぁ。父に食べさせてもらったマロングラッセ以上においしいマロングラッセに
まだ出会えないものなぁ。
疎開前の父が子どもの頃に住んでた場所、一度だけ連れてってもらった記憶があるけど、
覚えてるのは『熊野神社というとこの近く』ってことくらい。
どの熊野神社だっけなぁ。中華街にも行ったけど、どこをどう動いたのか、
まだ中学生だったあたしの記憶には全然残ってない。残念だ。
一緒に行った兄はすでに大学生だったはず。覚えてくれてるだろうか。
8月に誕生日の、うちの次男は、
8月終わりに新学年が始まるアメリカでは
日本でいう、『早生まれ、それも3月末生まれ』的ちびっこだった。
なので、9月の誕生日の子は日本でいう4月うまれみたいなもんで、
当時仲良くしてた9月うまれのDavidは、次男とはほぼ1年、年の差がある、おにいさんだったということだ。
天真爛漫で無邪気だったうちの息子のふるまい(結局1歳年下だったわけだし)に、
もしかしたらみんな、弟的な可愛らしさを感じてくれてたのかもしれない。
その割にリーダーシップもとる次男に面白がって、Davidやその他の仲間たちはいつも息子と無邪気に遊んでくれてた。
彼は去年の8月終わりからLosAltos Highschoolに通い始めてる、と彼の家から最近、近況報告のお手紙と家族写真が届いた。
もしあのままうちもアメリカに残っていたら、一緒に今、高校生をやってるのかもしれない。
今、日本で次男はまだ中2というのに、いつのまに、年の差がここまで大きくなってしまったのかと愕然とした。
一緒に真っ赤なロールアップをなめて遊んでたDavidは、今はすっかりお父さんの背を抜いて成長しきった賢そうな
高校生になってた。当時まだちっちゃかった妹も今じゃ小学5年生。
息子は、帰国で離れたこの数年のお互いの積み重ねてきたもののちがいを
Davidの写真からただよってくる成長ぶりに感じ取るしかなかった。
どちらかというと、妹のほうの雰囲気が、今の自分やこの環境というか、学校で関わってる友達の雰囲気に近いような気がする、とも言った。相手はまだ小学生なのに、自分もふくめた日本の中学生の雰囲気は、まるでアメリカの小学生高学年そのもの、と。
とても今のDavidと息子はかつて同じクラスメートだったとは思えない。客観的にあたしが見てもホントそう思う。
個人主義のアメリカでは高学年ともなると、宿題にも甘えは許されなかった。
明日までに完璧なカタチでやってこないといけない課題はゼッタイだった。
忘れたりやってなかったりすれば年度初めにした契約違反ということで、
担任から淡々とペナルティが課され、小学生なら休み時間無しになったり校長室に連れていかれたりと自分の非を認めざるを得ない状況にもっていかれた。だから子どもたちもちゃんとやる習慣がついた。けっこうハードだったけど、あれがあったから
今の長男があるんじゃないかとも思ってる。感覚が少し大人になってしまって、日本の同年代の子たちほどはしゃげない自分に苦しむことはたびたびあるようだけど。
一方、次男のほうはまだ1年生だったからそこまでの課題はやらずに終わった。
帰国したら、学校からはなんの宿題もでない生活になった。お気楽な日本の小学生をやり、お気楽な日本の中学生をやり、
そして今に至ってる。それが今の次男を作り上げてる。
たいした制約もない日々の結果が顔や雰囲気、甘えた行動に出てる、そう思わされる出来事が
つい最近次男にあったこともあたしには衝撃だったしショックだった。
学校の行き帰りに挨拶を交わしてたDavid のお父さんはあのまま変わらず優しい笑顔だ。
『前回のクリスマスカードを送り損ねて、遅れてごめんなさい』と、前回の家族写真&近況報告手紙、そして今回の家族写真&手紙が
封筒に入ってた。
裏表にびっしりと家族の近況が書かれた手紙付きというのはアメリカでは珍しくない。
だけど、今のあたしにはすでに読めなくなってる。2枚の手紙を長男に訳してもらって詳細がわかった。前回遅れた理由も。
前回の写真までは仲良く家族4人でうつってた写真。今回のにはDavidのお母さんはうつってなかった。あれ?と思ったけど
まさかとは思ったけど、結局裁判のこと、子どものためにしばらくはまだ一緒に住んでたこと、でも去年の春には離婚が成立したこと、そして今3人で暮らしてること...
もう彼女はあの家にはいないんだ...
アメリカでは珍しいことでもないのかもしれない。けど、あたしにはショックだった。
夫婦間には、まわりにはわからないいろんなことがある。うまくいってそうな夫婦ほど溝ができると深くなってしまうのかもしれない。
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