昨日、富山の高校時代のある友人から絵はがきが届いた。
いったいどうした??と思った。だって、ここ数年、
まぁ遠くにばかり住んでるあたしのせいなんだけど、
年賀状のやりとりくらいしかできなかったし、
最近こういうの、あまりなかったから。
だけど
「可愛い絵葉書があったから書きたくなって書きました」と
その相手にあたしを選んでくれたんだなと思ったら、なんかとても嬉しかったぞ。
こないだ富山に帰ったとき、
ほんとは以前までなんかあるといつも集まってたこの仲間たちにも会えたらいいんだけど、とは思ってた。
だけど、友達も今やそれぞれお母さんだし、子どもにあわせていろいろ忙しくしてるだろうし、
毎度あたしの都合で突然連絡きても向こうの都合というもんもあるだろうし、
今回は飲みに行けるようなまとまった時間がとれるほどゆっくりもできないし、とあきらめて、
友達の誰にも、富山に行くことも来てることも連絡しなかった。
実際、母や兄たちと久しぶりにのんびり過ごせて富山滞在は終わったから
あれはあれでよかったんだけど、昨日の葉書を見て
あたし、ばかだったなぁ〜と反省した。
時間は、まとまってなくてもよかったよね。
今、富山に来てるよ、と
なかなか富山に来れないから30分でも会えると嬉しいんだけど、って
気楽に連絡してみればよかったよね。
しばらく忘れてた感覚だったけど
実家からの距離として、車で30分くらいあれば来てもらうことは可能な場所に
みんな住んでるんだから、もしかしたら軽くひとっ走り、会いに来てもらえたのかも。
いつからか友達に対しても変な遠慮するようになっちゃった自分。
たぶん考えすぎるんだな、不必要に。
だからしばらく一般的な携帯電話も使いこなせなかった。
それはメカ的にあたしにはメール打つのが面倒だった機種だったのもあるけど、じゃあ電話はといえば
こっちが連絡いれたときに向こうは手がはなせない状況かもしれないのに無理して電話とらせたら悪いなとか
車や電車で移動中だったら悪いなとか
誰かとおしゃべりしてる最中にあたしからの連絡が入って会話中断させたらその誰かに対して悪いなとか
あれこれ想像したら、ふと思いたっても「どうしてる?」なんてかけられない。
よっぽど緊急の連絡でもないと自信もってこっちから電話できない、そんな感じだった。
最近携帯を変えてからメカに弱い自分でも携帯メールがやっと使いこなせるようになって、
メールなら会話や向こうの状況を邪魔させずに済む、と思ってやっと携帯メールで少し連絡は入れられるようにはなったけど
あいかわらず前もって約束してる相手以外にはこっちから電話のほうはなかなかかけられない。
ばかだな〜。かけてみて、忙しそうだったら、また今度かけなおすね、でいいだけのことなのに。
かけてみたら意外と相手も「いいよ!」な状況かもしれないのに。
まさにこないだ自分がその逆のパターンで、めったに会えない人から連絡が来て会えて嬉しかった体験をしたんだし
今度からは深く考えないようにしなきゃねぇ。
変な遠慮のせいで行動範囲を狭めてきたかもしれない。
会いたい人にはすぐ連絡とらないとね。30分しかなくても。15分しかなくても。
手紙も葉書も
書きたい人にはひとことでも書けばいいよね。受け取ったらこんなに嬉しいんだから。
手紙ですら最近は遠慮するようになってたな。