これさぁ
藤沢で買うたやつやったよね。。。
夫がドリップでコーヒーをいれるやり方を徳光さんとこで習ってきてからこの6年ほど
うちのサイフォンの出番はなかった。
ドリップコーヒーが充分おいしいとわかったのもあるし、
できれば夫にコーヒーいれてもらいたいあたしの都合もあったし、
毎日サイフォンでゆったりコーヒータイム、どころじゃなかったのもある。なので
残りわずかのランプ用のアルコールもそのまんま6年経過した。
このアルコール、もう使い切ってしまおうよ。
というわけで久しぶりにサイフォンでコーヒーをいれてみることにした。
なんか今となってはなつかしい作業だ。
昔、まだ父がいた頃、
茶の間で飲むコーヒーはいつも父がサイフォンでいれてくれたなぁと思いつつ。
サイフォンの楽しみは、ランプに火をつける瞬間だったり、それを下にあてる瞬間だったり
お湯がぼこぼこしてきて上のコーヒーのほうにお湯が自然にあがっていくのを見る瞬間だったり
そしてだいたいお湯があがってコーヒーのほうがぼこぼこ沸いて、ランプの火を横から蓋して消す瞬間だったり
消したとたん、上からコーヒー液がすーっと下におりてくるのを見る瞬間だったり。
なんか、この、全体的に実験ぽい流れが
けっこう面白かったりする。
もあもあ〜っと漂うコーヒーの香りがまた良くて
部屋じゅうしあわせな空間になるのもなんかいいなぁ。
沸かしてるあいだ、なにげにアルコールの容器の裏を見た。
じっくり見ることなんて今までなかったが
エチルアルコールとメチールアルコールの混合物で、どーのこーのと成分の説明があって
ふーん、そうなんやーと読んだ。が
用途のとこに
”なべ物 さざえのつぼ焼き フォン。。。
うっかりさら〜っと流すとこやったが思わず引き返す。
さざえのつぼ焼き??
さらに
”フォンジュ料理 コーヒー。。。
また引き返す。フォンジュ?デュ?ジュ!
”コーヒーサイホン アルコール。。。
また引き返す。サイホン?ホン!フォンじゃないんや。
最後のほうに”アルコールコンロ等の燃料に”。
...ちょびっと順番おかしくない??
表にしっかりコーヒー用を押し出しときつつ
用途としては『コーヒーサイホン』より『さざえのつぼ焼き』が優先なんやな
ゆうか、
なんで唐突に、それも具体的に『さざえのつぼ焼き』なんやろ。
てゆうか、
つぼ焼き、アルコールランプでやるとこ見たとこない、ない。炭焼きならあるけど。
なんだか全体的にゆるい笑いを誘う説明書きやった。